デスクワークでいつも肩がつらい

大学卒業後に就職して以来、肩こりが慢性化していて、とてもつらい。頭痛がひどく、ひどい時にはめまいも感じます。いつも肩や首が重い感じに耐えながら仕事をしています。仕事は朝の9時から残業のあるときには深夜にまで及ぶときもあり、疲れているはずなに、ぐっすりと眠ることが出来ません。会議や打ち合わせ、またトイレに行くために立つ以外はほとんど座ってディスプレイを見ながら仕事をしています。

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座っている姿勢というのは、楽なように見えますが、姿勢によっては立っているよりも腰椎に対する負担は大きくなっています。車の運転をする仕事の方には、腰痛の方が多く、中には椎間板ヘルニアになる方もいらっしゃいます。同じようにパソコンを使用する仕事は腰痛の大きな原因となります。

ディスプレイを1日中見てると、目が非常に疲れます。そして目が疲れると首肩、特に首と頭の境目がとても緊張して硬くなります。

1日中キーボードやマウスを使っていると、指先しか動かさないので、指先以外の動きがほとんどなくなるために、筋肉が緊張してしまい、血流が悪くなります。

画面の小さなノートパソコンを見下ろすように使うと、顕著に首が前に突き出てしまい、首に負担となるだけでなく、腰にも体重の数倍にもなる相当な荷重がかかります。

頭部、肩、首など、つらさを特に感じる部分の緊張を緩める治療だけでなく、背筋群の疲労を取る治療も必要です。背中の疲れが取れると、自然に背筋が伸びます。そうなることで頭部、胴体(背骨)、骨盤が垂直線上に並びます。それが筋肉と骨に最も負担のかからない姿勢になるので、その姿勢が取れるように姿勢のチェックとアドバイスも同時に行っています。