かかとが痛くてフットホールドに踏み込めないどころか、クライミングシューズを履くこともできない

20代男性

クライミングジムでボルダリングしている間、ずっとクライミングシューズを履きっぱなしでいたら、だんだん踵のヒールカップのふちが当たる部分が痛くなってきた。最初はそれほどでもなかったのだが、痛いのを我慢して履き続けていたら、クライミングシューズを履いて踏み込むどころか、フットホールドに立つことができなくなってしまった。クライミングシューズを履くだけで踵が痛くなります。

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関節周辺の靭帯周辺には動きを滑らかにし、衝撃を吸収するためのクッションの役割をはたす「滑液包」と呼ばれるものが存在します。

通常痛くなることはありませんが、ヒールの高い靴を履く、きついクライミングシューズを長時間履き続ける、などすると、踵のアキレス腱が付着する部分(靴のヒールカップが当たる部分)の滑液包が長時間圧迫され続けて、炎症を起こしてしまいます。こうなるとヒールの高い靴を履いて歩いたり、クライミングシューズを履いてつま先立ちする動作が痛くてできなくなってしまいます。

炎症による痛みなので、1週間から3週間ほど原因となるヒールの高い靴を履かない、クライミングシューズであれば紐を締めない、長時間履かない、ゆるい靴にする、いっその事運動靴などでクライミングする、などの対策をとると、機械的な刺激が減るので自然に炎症が治まります。

ある程度の時間が経過しても痛みが治まらない場合、スニーカーなど普通の靴を履いていても踵に痛みを感じたりする場合には、鍼や灸は炎症を速やかに抑える効果があるのでぜひ試してみてください。