パソコンを1日中使う仕事で頭痛がする

事務職で朝9時から、夕方5時までパソコンの入力作業。仕事が忙しいときには残業が1、2時間ほどあることも。

目が乾燥しがちで、目薬が手放せない。午前中はそうでもないが、午後になると目がしょぼしょぼしてきて、首の後ろから背中・頭にかけて重くなり、痛みの強くなることもある。

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パソコン作業では指先しか動かさないので、腕から背中・首などはほとんど動きません。そのために、極度に血流が悪くなり頭痛や目の疲れを訴えることが多くあります。近年このような症状を訴える人が増えていて、テクノストレス眼症とも呼ばれています。

頭を薄く覆う筋肉が硬く凝ってしまっているので、首や肩のマッサージだけでなく頭部への治療も効果的です。鍼を使用する場合は「天柱」や「風池」といった頭の付け根の部分の目や首の疲労に効果があるとされる経穴を使います。

血流の悪さが原因となっていることが多いので、動かせるときは体を動かすことが効果的ですが、仕事上出来ない場合も多いので、この方のように週に1回かもしくは1週間に1度というペースで体のケアのために治療を受けに来られる方もいらっしゃいます。