病院の不妊治療と鍼灸院の不妊治療を並行して受けられますか?

医療機関の不妊治療と並行して施術を受けることは全く問題ありません

妊娠の成功率を高める為に、積極的に鍼灸治療を併用して頂きたいと考えております。不妊の原因として、鍼灸治療では効果のない場合には、時間を無駄にしてしまう事がありますので、1年以上自然妊娠しない方、35才以上の方には医療機関への受診をお勧めしています。男性側に不妊の原因がある場合も多いので、ご夫婦で受診することが望ましいでしょう。

当院の施術は基本的に弱刺激です

施術に使用する鍼は美容鍼でも使用する細いもので、刺鍼の深さも2mm程度ですので、刺激の副作用でつわりがひどくなるとか、流産するなど心配も全くありません。

妊娠を希望していますが治療期間はどの位で何回通えば良いでしょうか?

週1回の鍼灸治療で15回(15週間、約90日、約3ヶ月)程が目安となります

「原始卵胞」という卵子の赤ちゃんが成熟して排卵されるまでに200日程かかると言われています。ある程度成熟するまでホルモンの影響は受けないこともあり、排卵時の卵子に体調の変化が影響するのは200日前から、ではなく、もう少し後からになります。それが概ね90日前になりますので、90日はあきらめずに施術を継続してみることをお勧めしています。(継続する、ということが大切なので必ずしも毎週ではなくとも、2、3週間隔が空いてしまっても良い結果になることがあります)

いつまで続けるのか?

個人差がありますので、数回程度の施術で妊娠に至る場合もありますが、15週迄に妊娠に至らない場合は、20回から25回が次の目安になります。不妊治療というのは、どこまで治療を続けるのかを決めてから始めておかないと、「ここまで続けてきたのだからやめるわけにはいかない」という気持ちになりやすく、心理的に相当程度消耗してしまうことがあるため、一つの区切りを前もって考えておくことはとても大切です。

気負わず、気楽にぼちぼち続けてみてください

とはいえ、上記の施術回数に達した時に妊娠をあきらめてしまう必要は全くなく、引き続き同じペースで継続して頂くこともあれば、気持ちを楽にして間隔をあけながら施術を継続して、良い結果になる場合もよくあります。また、人工授精、体外受精などの不妊治療の前に体調を整えることによって、着床しやすく、また妊娠が継続しやすくなる効果を求めて、体外受精の数日前に鍼灸治療を受けるようにする場合もあります。

流産が心配なのですが何週目まで治療を受ければ良いでしょうか?

目安は4ヶ月

胎盤が形成され、つわりがおさまり、いわゆる安定期に入る前の妊娠4ヶ月目(12~15週)まで、1-2週間に1回程度の施術が目安です。疲れやすくなる、体重が増えて腰が痛くなるなどの症状があれば、随時もしくは1ヶ月に1回程度の来院をお勧めしています。

37週目位まで施術可能です

妊娠中に弱刺激の鍼灸治療やマッサージを受けることは問題ありません。お腹が大きくなってくると、うつ伏せになれなくなってきますので、施術は横向きと、可能ならば仰向けで行います。

生理中に施術を受けることができますか?

はい、問題なく施術を受けられますので、安心してご来院ください。不正出血が増えたり、体調が悪くなることはなく、むしろ不快な症状があれば軽くなります。鍼灸治療は、生理前症候群(PMS)にも効果があります。鍼灸治療を積極的に活用してください。

鍼はどれぐらいの深さまで刺されるのでしょうか?

2つの鍼灸

鍼灸治療を便宜的に2つに分類すると、「外科的鍼灸」と「内科的鍼灸」に分けられます。

外科的鍼灸

外科的鍼灸とは肉離れを起こしたときなどに、患部まで鍼を刺入し電気パルスをかけるような治療、もしくは患部に直接鍼を刺して血流の改善や鎮痛を目的とする治療です。また、魚の目などを灸で焼ききってしまうのも外科的な治療の範疇になります。肉離れなどの治療の場合には、患部まで鍼を刺さないと効果がありませんので、3-4センチは刺入する場合もあります。

内科的鍼灸

内科的な鍼灸治療とは「体性-内臓反射」とよばれる、皮膚のある場所を刺激すると特定の内蔵に反応が起きる体の反射作用を利用するものです。例えば胃の調子が悪い時に鍼を直接胃まで刺す訳ではなく(危険なだけでなく、仮にそうしても効果はないでしょう)、皮膚上ある反応点に施術することによって胃の動きをコントロールします。科学的により検証されている反応点と東洋医学の経穴とは概ね一致しています。

内蔵を動かし冷えをとったり、気分を落ち着かせる、生理痛や生理不順、不妊などを改善する場合には1-3ミリ程、刺入します。刺すというよりも、皮膚に引っかかっていると言ったほうがいいかもしれません。反応を引き出すための鍼なので、深く刺す必要は全くありません。むしろ、鍼の痛みを感じたりするほど深く刺してしまうと効果が得られません。

それぞれ適応症が違います

外科的鍼灸、内科的鍼灸共に適応症がそれぞれ違い、短所長所があります。症状は同じ肩こりや腰痛でも原因によって最適な施術方法は変わりますので、初診時にはその症状が起きた背景について詳しく伺います。

どの施術コースを選べばよいかわかりません

「鍼灸」「整体」「足圧」の3種類から

肩こりを例にとると、デスクワークで体を動かさないことが原因か、それとも、胃腸の調子が悪いことが原因かで、それぞれ最適な施術が変わります。前者の様な筋疲労の場合にはどの施術コースを選んでいただいても構いませんが、後者の様な内臓疲労の場合には鍼灸もしくは、鍼灸整体コースが最適です。来院時に最も適している治療方法をご提案させていただきますが、強要することはありません。初診の方や、どの施術コースにしたらよいかわからない時にはその旨をご予約の際にお伝え下さい。事前に必ずしも施術コースを決めていただく必要はございません。

整体で猫背は治りますか?

体の歪みむ原因

ひとつは交通事故など外力がかかった場合に骨がずれてしまう場合。もう一つの原因としては職業や、スポーツ、普段の姿勢から筋肉に無理な緊張がかかることから起こる場合と考えます。

骨か筋肉か

外力によるずれが認められる場合には、もちろん筋肉を緩めてからでないといけませんが、いわゆる「骨格矯正」が有効な場合があります。筋肉の緊張の度合いの違いによって起こる歪みは、前後の場合は猫背、左右の場合は足の長さの違い、ということになります。

足圧整体と操体法

筋緊張による体の歪みを整えることが目的の場合には、当院の施術コースの中では足圧整体をお勧めしています。足で筋肉を緩めて体の前後左右差を整えていく施術と、体を伸ばしていくストレッチの2つを1回の治療の中に組み合わせています。ほとんどの場合、筋緊張の偏りを正せば、歪みは取れて姿勢も良くなるでしょう。まれにある、外力によるずれを矯正する場合には、力をかけずに骨格を矯正する操体法を行います。