2017/04/09

痛みに耐えて土俵に上がって優勝する、痛みに耐えている相手の弱点を狙わないで勝負して負ける、経膣分娩の痛みに耐えることによって自分の子どもに愛情が芽生える、インフルエンザや生理痛などの体調不良や痛みに耐えて出社する、などなど、痛みに関する独自の美の価値観が日本人にはあります。そもそも痛みとは我慢しないといけないものなのでしょうか?これはつまるところ、技術の進化による体にかかる負荷の軽減の問題です。洗濯機の登場により洗濯板で洗濯しなくなって良くなったけど、それでは本当の洗濯とはいえない!的な。不妊治療などでもそうですが、全く技術を使うことを拒否するのも、現在ある技術を最大限惜しみなく使うのも、どちらもいろいろと問題を生んでしまうのです。生命と技術の問題は結局はみんなの話し合いと相談で落とし所を見つけるしかありませんが、どこが絶対に正しいという答えはありません。そして例によってこの話にもオチはありません。