2017/05/01

中央公論 Digital Dijest 「『がん死亡』衝撃の地域格差」を読む。これを読んだ時に思い出したのは近藤正二「日本の長寿村・短命村」です。全国規模のフィールドワークをもとに食生活と生活習慣病の関連を明らかにした書です。やや偏りのある個人の小規模な調査から大規模なデータ集積と統計学を駆使したものへと変化していて、若干結論の違うところもありますが、「生活習慣病」というだけに、食生活と病気の関係は非常にある、ということに変わりはありません。インゲン豆の観察から遺伝学をメンデルが始めたものが現在DNAを分析するところまで発展しているように、食生活の現地調査から病気との関連を見つけていたものがビックデータ解析で傾向を明らかにする、というように科学は発展しているのですね。