2018/04/22

不二子F不二雄SF短編全集を読む。だいたい読んだことがあるのですが、単行本に収録されていない話もあり、懐かしい。小学生の頃に読んだ時には、とても恐ろしかった話がそれほど怖くなくなっているのは当然ですが、独特のものの見方がとても面白い。今の時代から見ると普通の話でも、当時はとても斬新だったと思います。人類が増えすぎて、食料もエネルギーもなくなって滅びる、という当時の空気を表す設定が多いのですが、いまは人口爆発というよりむしろ人口減少の方にシフトしています。核戦争で世界が滅びる、という設定もよく出てきます。当時よりも核の保有国も核弾頭の数も威力も桁違いになっているのに、当時のような危機感や恐怖感が今無いのはどうしてなんでしょうか?