2018/06/17

本村凌二「教養としての「世界史」の読み方」を読む。横断的に書かれた歴史の本は面白い。サピエンス全史もそうですね。印象に残ったのが、ローマをはじめとした西洋の為政者は民衆に近くてパフォーマンスをするけど、東洋の為政者は御簾の奥に隠れて見えないことによって権威を担保するというくだり。権力者や自分より強い者へものを言ったり風刺できるかどうかがそういうところから来ていると。これ以外にもいちいち納得できることがたくさん。最近でも右翼的な歌詞を批判されて、謝罪した人がいましたが、批判批評と言論弾圧は違うよ。ダサいカッコ悪いという自由は誰にでもあるし、言われたからってすぐ取り下げたり誤ったりする必要もないと思うんですが。大した考えもなく、ちょっと言われたらやめる、という軽い気持ちで作品を作ってるんだったらその限りではありませんが。