2018/07/23

でも、わかりやすく書かれているからといって、内容がやさしいとは限らない。仲正昌樹「悪と全体主義 アンナ・ハーレントから考える」はそんな本でした。映像の世紀が好きな人には、ぜひ。

2018/07/22

難解な本は、「みんなわかんないだろうけどおれにはわかる」というような満足を与えてくれるから生き残るのかもしれませんね。

2018/07/21

キンドルオアシスを買いました。良いところは、物理ボタンがついている、画面が大きくなってちょうど良い、片側に重さが偏っているので手に持っていて疲れない。悪いところは、ソフトウェアが相変わらず不安定でダメ、値段が高すぎる。とはいえ、電子書籍端末を色々渡り歩いてきて思うのは、現時点では一番使いやすいものと思います。(一番高いけど)目を痛めたくないとか、少しでも快適に大量に読みたいという人には十分投資価値があるものでしょう。

2018/07/20

この世には、おもしろい本とおもしろくない本しかない。古典と呼ばれているからとか、売れたからとか、難解だからとか、わかりやすいから、とかは関係なく。

2018/07/19

「夜明け告げるルーのうた」をNetflixでみる。デビルマンが面白かったので、湯浅監督の作品を片っ端から見ています。デフォルメされた表現が、激しく好き嫌いを生み出しそうですが、私は好きです。現実にはありえない表現ばかりなのに、なぜか生々しくかつ生臭い。感情表現も掘り下げられている。計算されているんだろうけど、それを見ている方はあまり感じなく、荒々しい荒削りな印象だけ残す。今後も期待しています。

2018/07/18

数年振りにジムで長い課題を作って登ることにする。とりあえず70手くらいを30分弱で設定。こういうのは良くやってたので我ながら仕事が早い。最初の一本目なので、とにかくムーブが入らないようにして、長く登っていられるようにする。ベースになるラインを上後2本くらい設定して、既存のボルダー課題にリンクさせれば、無限にトレーニング課題が作れます。問題は、こういうクライミングができるようになるまで、コツコツと粘着質なトレーニングが必要なこと。さらに、混雑時にやり始めると、極めて迷惑行為だということです。

2018/07/16

現実と虚構の区別がつかないのか、劇中の喫煙とか犯罪行為に起こる人がいます。まあ、虚構であれば何をやってもいいというわけではないですが、見る側にその区別がつけば、より多様な表現が可能になると思います。「どうせお話の中でのことだし」と。大人になってからその能力が身についたり強化されるとは思えないので、小さいときに絵本とか児童文学とかに触れやすい環境を作っておく、というのは大事なことかもしれません。無理に読ませても仕方のないことですが。

2018/07/15

現実の事件の当事者感情にタダ乗りして、泣いたり笑ったりするのは下衆です。そこで物語の出番ですよ。そのために、神話とか物語とか小説とかがあるのです。「いいですか、これは作り話ですよ」ということですから。その意味では、当事者のいるノンフィクションの方が取り扱いが難しい。まあ、「月曜から夜ふかし」みたいに一線を越えない下衆番組というのもなかなか楽しいのですが。(最近はたまに一線越えてるけど)

2018/07/14

豪雨による土砂崩れで死者もたくさん出ています。テレビをつけていたら、家族を全員無くしてしまった男性に「いまのお気持ちはいかがですか?」と聞いて、発見されたアンパンマンのぬいぐるみを渡された後の泣いてしまうシーンを全国に放映していました。これは一体誰のためになるというのでしょう?男性が全国に放映して欲しいと言ったのか?普通、そんなこと望まない。個人の感情に焦点を当てた映像を放送すれば、視聴率が取れると思ってる?もしもそう考えているなら、はっきり言って下衆ですよ。

2018/07/13

マイケル・ルイス「フラッシュボーイズ」を読む。仲買人なき後の、高速回線を使った先物取引後出しジャンケンの話。先日読んだ日本経済の歴史についての本に、世界初の先物取引所である大阪の堂島につながる物見櫓を直線的に配置して、伝言ゲームにより先んじて情報を得て取引で儲けた商人がいた、というのがありましたが、全く同じですね。人間の考えることはいつも一緒。