寝つきが悪い、などのいわゆる「睡眠障害」にはほとんどの場合に肩こりや首こりが伴っています。これらの筋緊張をゆるめると、眠りの質が改善することが多くあります。また、睡眠障害には寝つきの悪さだけではなく、何度も夜中に起きてしまう、ぐっすり眠った感じがしない、早くに目が覚めてしまう、昼間に異常に眠くなってしまう、など様々な形態があります。これらほぼ全てにの症状に筋緊張の症状が伴っていますので、これを緩めていくことが治療の方針になります。強い刺激の治療、マッサージのみの治療はあまり適しませんので、鍼灸治療をお勧めしております。刺さない鍼(てい鍼:金属でできた棒状の鍼)を耳や首肩に当てるだけの施術方法も有効です。